ラベンダー2

まあやん

2008年07月28日 15:33

ラベンダー Lavandula Angusutifolia 
     = Lavandula Officinalis 
     = Lavandula Vera (野生ラベンダー)
 
シソ科
花の咲いた花・葉・茎を、水蒸気蒸留

アロマテラピーと言えばラベンダー、最も有名な香り。
「最初の1本」「万能薬」、何を使えばよいか迷ったらまずラベンダーを使えと言われています。

1920年代、フランスのルネ・モーリス・ガットフォセが
実験中に小爆発事故を起こし火傷を負ったとき
とっさにラベンダーオイルを塗ったところ、跡が残ることなくきれいに治った。
有名なエピソードですね。
アロマテラピーの名前も彼の造語ですし、
まさに、その瞬間から今日のアロマテラピーが始まったわけです。

イギリスのアロマテラピーの第一人者マギー・ティスランドもまた
友人の火傷をロバート・ティスランドがラべンダー油で手当てをした際の効果に衝撃を受けて、アロマテラピーに関わるようになったそうです。

ラべンダーの鎮痛作用、殺菌作用、抗炎症作用、瘢痕形成作用等が
自然の調和(含有成分は100種類以上)の中で治癒を促すと考えられています。

精神面への作用も有名で、リラックスの香の代表でもあります。

安全で老若男女非常に幅広く使われている、万人の万能薬精油ですが、
ハーブ系とフローラル系を合わせたこの香りが、‘苦手’という人もまたいます。
そのような場合は代替精油を使えば良いのですが
この香りを少しずつ使い慣れると、嫌いじゃなくなり、そのうちに好きになることも多くあります。

栽培地の環境や標高、蒸留技術によっても、香は微妙に違ってきます。
品質の良いラベンダーはより濃厚かつデリケートな香がします。
(※最近では野生のものは入手困難ですが、その香はやはり素晴らしいものです。)



信頼できるブランドのものを購入し、そして・・・
「家の中のあなたの大切にしている場所(日が当たらないこと)に置いておいたら、
良い香になっている」かもしれませんよ♪ 試してみてください。



関連記事